1 人の話をうのみにして一喜一憂していないか
2 推測と事実を明確に区別しているか
3 不確実なものに対して自分で確認する努力を払っているか
4 仮定に基づく長たらしい議論をしていないか
5 評価領域の事柄(よい悪い、好き嫌い、美しい、正しい・・・etc.)と事実領域の事柄(単純なできごと、数量的事実・・・etc.)を区別しているか
6 知ったかぶりをし、不確実な情報に基づいて行動していないか
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<ポイント>
1)専門家の意見でも、そのまま信じてはならない。それは、彼等が自分の専門分野の範囲内でしか、ものを考えていないことが多いからである。
たとえば、専門家が「できない」と言ったとしても、それは本当に、広い意味で「できない」のかどうかは、わからないのである。
2)聞くとき、考えるとき、人に伝えるとき・・・噂話がいつの間にか事実であるかのように一人歩きする。
3)不確実な表現にはCHECKを入れて確認する。
例;「あいつはいいやつだ」と言われたら、「いい」を勝手に解釈せず、
その場で、たとえば、「どのようにいいのか」を具体的に聞いてみることが大切。
4)確認してからあらためて議論する。
5)評価領域の事柄は、人により感じ方が違うので、自分で勝手に解釈してはいけない。
6)わからないことは、そのつど調べる。ダメモトでいいから、確かめてみる。足を使い確認、反対意見確認。